平成24年度対モルドバ無償資金協力「バイオマス燃料有効活用計画」引渡式の実施

  


 7月30日,角大使はティモフティ大統領とともにバシュカニ村を訪問し,平成24年度対モルドバ無償資金協力「バイオマス燃料有効活用計画」引渡式に出席しました。
 本計画では,藁,麦や果樹の枝の切りくず等のバイオマスから燃焼効率の高い燃料(ペレット)を製造するシステムを導入し,そのペレット専用のボイラーを教育施設等に整備するものです(供与額:11億5,400万円)。
 今般の協力により,公共施設の暖房設備が整備され,各施設の燃料費が削減されるほか,モルドバの二酸化炭素の排出量も削減されることが期待されます。さらに,ペレットが代替燃料として普及することにより,モルドバのエネルギー安全保障が向上することも期待されます。
 引渡式には,ティモフティ大統領の他,スラ農業・食品産業相及び関係者約200名が出席し,供与されたボイラー施設等を視察しました。
 また,引渡式に合わせて,2000年から実施されていた貧困農民支援無償資金協力(2KR)(新たなトランシェは昨年度をもって終了)の15周年を祝いました。モルドバにおける2KRは,世界でも最も成功し,かつ効果の高いプログラムの一つとなりました。
 式典の中で,ティモフティ大統領から,我が国からの継続した支援に対して,感謝の念が示されました。また,当日はたまたまモルドバにおける組閣という重要な日にあたりましたが,ティモフティ大統領は今回の引渡式を最優先させて出席したものです。