モルドバにおける新型コロナウイルス対策:その14
令和2年9月30日
9月28日、モルドバ政府公共衛生特別委員会は、国内全土を対象として5月15日から開始され、9月30日まで延長を重ねて来た「公共衛生緊急事態」を変更し、10月1日以降は国内の各地区ごとに感染状況に鑑み対応を決定するシステムを導入することを発表しました。
1 新システムの導入
新たなシステムでは、過去14日間における10万人当たりの感染者数の多寡により4段階の緊急レベルに分けられます。
レベル1(緑) - 感染状況がまれ。
レベル2(黄) - 感染状況低い(必要な措置をとった上での外出、50人までの集会、企業活動が可能等)。
レベル3(橙) - 感染状況中程度(人数を絞った集会(葬式など)は可能。学校は必要な衛生措置をとった上で開校等。外出制限有り)。
レベル4(赤) - 感染状況多し(集会の禁止、学校閉鎖、必要最小限の外出等)。
※現時点では全国38地区のうち、首都キシニョフを含む26地区が赤、11地区が橙、1地区が黄で、緑の地区は無い状況です。
2 入国規制措置
同様に新たに発表された措置では、9月28以降、レッドカテゴリーに属する62の国(10万人当たりの感染者数が50人を超えるなど感染者数が高い国。日本は含まれない)の国籍者は、モルドバ国籍者の家族である者、モルドバの長期滞在許可を持つ者、外交団・国際機関関係者等を除いて、入国出来ません。
また、レッドカテゴリー国に属さない国籍者等であっても、モルドバ入国時にレッドカテゴリー国から直接又はトランジット経由でモルドバに入国する場合は、健康調査票への記載及びその後14日間の隔離措置が課せられます。
1 新システムの導入
新たなシステムでは、過去14日間における10万人当たりの感染者数の多寡により4段階の緊急レベルに分けられます。
レベル1(緑) - 感染状況がまれ。
レベル2(黄) - 感染状況低い(必要な措置をとった上での外出、50人までの集会、企業活動が可能等)。
レベル3(橙) - 感染状況中程度(人数を絞った集会(葬式など)は可能。学校は必要な衛生措置をとった上で開校等。外出制限有り)。
レベル4(赤) - 感染状況多し(集会の禁止、学校閉鎖、必要最小限の外出等)。
※現時点では全国38地区のうち、首都キシニョフを含む26地区が赤、11地区が橙、1地区が黄で、緑の地区は無い状況です。
2 入国規制措置
同様に新たに発表された措置では、9月28以降、レッドカテゴリーに属する62の国(10万人当たりの感染者数が50人を超えるなど感染者数が高い国。日本は含まれない)の国籍者は、モルドバ国籍者の家族である者、モルドバの長期滞在許可を持つ者、外交団・国際機関関係者等を除いて、入国出来ません。
また、レッドカテゴリー国に属さない国籍者等であっても、モルドバ入国時にレッドカテゴリー国から直接又はトランジット経由でモルドバに入国する場合は、健康調査票への記載及びその後14日間の隔離措置が課せられます。