モルドバにおける新型コロナウイルス対策:その13

令和2年9月14日

 9月11日、公共衛生特別委員会は、現在の当地における新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、15日までとされていた「公共衛生緊急事態」を9月30日まで延長し、各種規制措置を同日まで維持することを決定しました。概要は以下のとおりです。

 

1 引き続き規制されること

・公共の場所(森、公園、道路など)に3人より多い人数でいること

・63歳以上の国民については、必要不可欠な場合を除き外出を禁止

・児童公園、スポーツ競技場、遊園地等への出入り

・ナイトクラブやディスコの営業

・劇場内、映画館内、コンサート会場内へ観客を入れること

 

2 新たに規制が解除になったこと

・50名以下の集会、デモ等

 

3 入国規制措置

 入国規制措置については、9月14日以降、リストに掲載されたレッド・カテゴリーに属する54の国(10万人当たりの感染者数が50人を超えるなど感染率が高い国。日本は含まれていない)から直接又はトランジット経由でモルドバに入国する場合は、健康調査票への記載及びその後14日間の隔離措置が課されます。