モルドバにおける新型コロナウイルス対策:その25

令和3年8月16日

 13日、公共衛生特別委員会は、当地の新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、水際措置を再度変更したところ概要次のとおりです(措置は8月16日より適用開始)。また、7月の水際措置改定によって感染症リスクが高い国(レッド・ゾーン)と低い国(グリーン・ゾーン)に分けてそれぞれに異なる規制措置を採用するシステムは今回廃止されました。

 

1 モルドバへの入国は、新型コロナウイルス・ワクチン接種証明書を有する者、航空機搭乗もしくは入国72時間前までに実施されたPCR検査の陰性証明(ルーマニア語、英語、仏語、独語、伊語もしくは露語で記載されたもの)を提示する者、新型コロナウイルス抗体所持証明書を有する者は規制なく許可。

 

2 上記1に記載された条件を満たす者以外は入国後14日間の自主隔離の対象となる。同自主隔離は入国7日を過ぎた後で行われるPCR検査によって陰性が証明されれば停止される。

 

3 12歳以下の子供、モルドバ国内で就学する18歳以下の学生、旅客用及び貨物用航空機・鉄道・バスの乗務員、健康上の理由により移動する者、外交・公用旅券所持者、人道支援従事者、トランジット客については、上記2の例外とする。