キシナウの「バレンティン・イグナテンコ市立小児病院」での医療機器の引き渡し式

令和5年11月3日
10月27日、キシナウのバレンティン・イグナテンコ市立小児病院において、経済・社会開発プログラムの枠組みの中で調達された医療機器(CTスキャナー)の引き渡し式が行われた。日本政府は、モルドバ共和国政府に対し、公衆衛生システムの能力強化と住民への医療サービス向上のため、1億円の無償資金協力を行った。
 
式典でマイア・サンドゥ・モルドバ共和国大統領は、モルドバ全土の病院を近代化するために当局が最近行った真剣な取り組みについて述べるとともに、医療サービスの改善のために今後もあらゆる努力を続けると述べた。
イオン・プリサカル保健省事務次官は、質が高く、アクセスしやすい公平な医療サービスを提供するために、医療機関に近代的な設備を整え、そのインフラを更新することが同省の優先事項であると強調した。
山田洋一郎日本大使は、パンデミックの蔓延を食い止め、2020年以前の生活を取り戻すことに貢献した医療従事者の功績を称えた。同大使はまた、日本はモルドバの欧州統合への揺るぎない努力を支持しているとし、日本政府のモルドバ政府との協力の意思を表明した。

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